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絵本『ねこはるすばん』発売


絵本『ねこはるすばん』が9月10日に発売される。

その前に『ねことねこ』、

更にその前に『なまえのないねこ』を出版してるので、

ねこ、ねこ、ねこと三連続ねこ絵本になってしまった。

(前作二作についてブログを書いてないけど…)


でも実は、

今回の『ねこはるすばん』の発端は、

更にその前の『ネコヅメのよる』(2016年発売))。

『ネコヅメのよる』を描くにあたり

幾つかアイデアスケッチみたいなものを描いた。

その中に、

猫が公園で鳩に餌をやってる場面があり、

それをオリジナル作品として描いた絵(2016)を

2017年の年賀状に使った。


その年賀状を受け取った

ほるぷ出版の編集者中村さんが

「この絵で絵本ができるんじゃないか」

と連絡をくれたことから、この絵本がスタートした。


大元を辿れば、

2015年に描いたアイデアスケッチが発端なので、

絵本になるまで5年。

絵本に関わる人(自分含)の気の長さよ。


この絵本制作にあたっては

今までになく、編集者と「話し合った」気がする。

それこそ、テキストの一言一句まで、

打ち合わせのたびに、

あれこれたくさん投げつけて、

その中から面白いのを拾ってもらう。

思いつかなかった時は

宿題として持ち帰る。

わたしが編集者にダメ出しされることもあれば、

わたしが編集者をダメ出しすることもあって、

辛くない100本ノックのような、

痛くないスパーリングのような、

そんな打ち合わせを何度も行った。


内容は、まぁ自分で言うのもなんですが、

くだらない。

くだらないのに、

今まで作った絵本の中で

一番突き詰めて作ったっていうのが、

わたしからすると凄いギャップ。

すっごい軽い絵本なのに、

すっごいキッチリ作った。


くだらないものを適当に作ったら

そりゃ目もあてられくなるだろうから、

そういうものこそ、

しっかり詰めなくちゃならないんだろうな

とも思う。


とは言っても、

読んでくれる人には

「くっだらね~!」と全力で思ってほしい。

(怒っちゃう人もいるかもだけど)


心配なのは

「なまえのないねこ」でわたしを知った人が

この絵本になにかを期待すること…。

「ねこはるすばん」は、感動しないです。

泣けません。


心配なかたは

ぜひ、店頭や図書館で中身を確認してください!

宜しくお願いします。


[お知らせ①] プレゼントがもらえるSNSキャンペーンがあります。

詳しくは、ほるぷ出版の特設サイトやSNSアカウントを

ご確認ください。 [お知らせ②]

『ねこはるすばん』原画展を開催します。

10/5(月)〜10(土) 11:30-19:00(最終日は17:00迄)

※初日は予約制

詳しくはギャラリーの特設サイトをご確認ください。

今のところ、初日以外は予約制ではありませんが、

今後の状況によっては変更することもあります。

お出かけの前には、必ず、

ギャラリーのSNSをご確認ください。

どうぞ宜しくお願いします。





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